このサービスで得られること
エンゲージメントが終わるころには、組織内の関係者が参照できる設計文書が手元にあります。複数リージョン間の構成方針、フェイルオーバーの考え方、チーム間のサービス所有権の整理——それらが段階的な移行計画とともに、一つの参照アーキテクチャとしてまとまっています。
Reference Architecture
関係者が参照できる設計文書を納品します
Transition Plan
段階的な移行計画を整理して提供します
Advisory Sessions
複数回のセッションを通じた継続的な対話を行います
よくある状況について
サービスが成長し、複数のリージョンや複数のチームにまたがる構成が視野に入ってくると、それまで単一チームの判断で進められていた設計が、より広い調整を必要とするようになります。キャパシティの見積もり方法、障害時の切り替え方針、チーム間のサービス境界の引き方——これらを整理しないまま拡張に入ると、後で手戻りが発生することがあります。
「どこから整理すればよいか」「どの判断を先に固めるべきか」という段階で外部の視点が入ることで、内部の議論が整理されやすくなる場合があります。このサービスはそのような段階での関与を想定しています。
拡張がまだ数四半期先の話であっても、設計の方針を早めに文書化しておくことで、内部のステークホルダーとの合意形成がしやすくなります。このサービスはその文書を作るためのプロセスでもあります。
アドバイザリーのアプローチ
Area 01 — Capacity Modeling
キャパシティモデリング
将来のワークロード増加を想定した容量計画を整理します。どの指標を基準に拡張判断を行うか、チームと一緒に考えます。
Area 02 — Failover Planning
フェイルオーバー設計
障害時の切り替え方針を整理します。どのレベルの冗長性を持つか、復旧の優先順位をどう設定するかについて検討します。
Area 03 — Regional Routing
リージョン間ルーティング
複数リージョンにまたがるトラフィックの流れを整理します。レイテンシ・コスト・可用性のバランスを考慮した方針を文書化します。
Area 04 — Service Ownership
チーム間のサービス所有権
複数チームにまたがる場合のサービス境界と所有権の整理を行います。後から混乱が起きにくい構造を一緒に考えます。
一緒に進めるとどういう感じか
初回セッション:現状の把握
現在の構成・チーム体制・想定している拡張の方向性を確認します。何を優先して整理するか、この段階で合意します。
設計セッション:各領域の検討
キャパシティ・フェイルオーバー・ルーティング・所有権について、複数回のセッションで順番に検討を進めます。進捗に合わせてペースを調整します。
文書化:参照アーキテクチャの作成
セッションでの検討内容をもとに、参照アーキテクチャ文書を作成します。チームが後から参照・更新できる形を意識して書きます。
最終納品:移行計画の確認
段階的な移行計画と参照アーキテクチャを納品し、内容の確認セッションを実施します。残った疑問はこの場で整理します。
すべてのセッションはクライアントのプラットフォームチームと協力して進めます。外部から押しつけるのではなく、内部の知見を活かしながら整理することを重視しています。
費用と含まれるもの
Service Investment
¥44,000
スケーラブル アーキテクチャ支援 エンゲージメント
この費用には、すべてのアドバイザリーセッション・文書成果物・移行計画が含まれます。追加費用が発生する場合は、事前にご説明します。
含まれるもの
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複数回の設計アドバイザリーセッション(クライアントチームと協力)
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キャパシティモデリング・フェイルオーバー・ルーティング・所有権の検討
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参照アーキテクチャ文書(書面で納品)
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段階的な移行計画(フェーズ分けされた形式で提供)
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納品後の確認セッションと軽微な質問への対応
進捗の確認と成果の捉え方
エンゲージメントの構造
初回確認とスコープ合意
拡張の方向性と検討する領域を合意します
複数回のアドバイザリーセッション
各領域を順番に検討し、設計方針を固めます
文書の作成と中間レビュー
参照アーキテクチャのドラフトをチームと確認します
最終納品と確認セッション
完成した文書を渡し、内容を一緒に確認します
エンゲージメント終了時の状態
このエンゲージメントでは、特定の成果を強制的に保証することはしません。ただし、終了時には以下の状態を目指しています。
設計の方針が文書にある
関係するチームやステークホルダーが参照できる共通文書がある
移行の順序が整理されている
何をどの順番で進めるか、フェーズ分けされた計画がある
内部の合意形成がしやすくなっている
外部視点を踏まえた文書があることで、社内の議論の出発点になる
安心して進めるために
Collaborative
すべてのセッションはクライアントチームと協力して進めます。外部から答えを押しつけるのではなく、内部の知見を前提に整理します。
No Obligation Start
初回相談は確認の場です。このサービスが合うかどうかも含め、進めるかどうかはその後でお決めいただけます。
Written Deliverables
参照アーキテクチャと移行計画はすべて書面で提供されます。エンゲージメント終了後も活用できる形で残ります。
Paced Progress
セッションのペースはチームの状況に合わせて調整します。無理に急ぐことなく、着実に整理を進めます。
始め方について
拡張の具体的な計画がまだ固まっていなくても問題ありません。「こういう方向に向かいたいが、何から考えればよいか」という段階からご相談いただけます。
フォームから連絡する
お名前とメールアドレスをご入力ください。想定している拡張の方向性や現在の課題感をメッセージ欄に書いていただけると、最初のやり取りがスムーズになります。
担当者から折り返しの連絡がある
内容を確認した上で、日程の調整と進め方についてご連絡します。通常2営業日以内に返信しています。
初回セッションで方向性を確認する
拡張の方向性と優先して整理すべき領域を確認します。その場での決定は不要です。内容を持ち帰って判断いただけます。
拡張に向けた設計を、整理し始めませんか
まだ具体的な計画がなくても大丈夫です。現在の状況と向かいたい方向をお聞きした上で、このサービスが合うかどうかも含めてお伝えします。
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